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Minecraft Transit Railway Modでは、リソースパックを使用することで、以下のコンテンツをワールド内に追加することが可能である。
なお本ガイドを進める前に、リソースパックの制作 に慣れていることを強く推奨する。
mtr_custom_resources.json
では、MODに登録するカスタムコンテンツの定義を行う。これらはmtr
の名前空間の下に置く必要がある。つまり、assets/mtr/mtr_custom_resources.json
というファイルパスである必要がある。
テクスチャのバリエーション(リテクスチャ)を追加するには、mtr_custom_resouces.json
にcustom_trains
JSONオブジェクトを追加する必要がある。custom_trains
の下にある各JSONオブジェクトは、列車のテクスチャバリエーションを表し、固有のキーといくつかの必須項目を持たなければならない。
キー | データ型 | 説明 | 要否 | デフォルトでの値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
name | 文字列 | ルートの列車選択時に ダッシュボード に表示される名前 | 必須 | N/A | |
color | 文字列 (HEXカラーコード) | ルートの列車選択時にダッシュボード ダッシュボード に表示される色 | 任意 | Black (#000000 ) | |
base_train_type | 文字列 (train ID) | テクスチャを適用する列車モデル | 必須(bbmodelを使用しない場合) | N/A | See the trains page for a list of train identifiers |
texture_id | 文字列 (texture ID) | テクスチャファイルの 名前空間付きID | 必須 | N/A | |
description | 文字列 | この列車に関する簡単な説明を追加可能。改行コード(\n)も使用可。 | 任意 | N/A | |
wikipedia_article | 文字列 | 英語版Wikipediaの記事の引用が可能。長すぎる場合は省略される。 | 任意 | N/A | |
train_barrier_id | 文字列 | 車両の端に列車バリアを設置する。指定がない場合は表示されない。 | 任意 | N/A | |
gangway_connection_id | 文字列 | 車両の端に貫通幌を設置する。指定がない場合はSP1900の貫通幌が表示される。 | 任意 | mtr:textures/entity/sp1900 | |
has_gangway_connection | ブーリアン型 | 貫通幌を通行可能にするかを選択する。falseの場合、貫通幌は透明になり、gangway_connection_id の指定は無視される。 | 任意 | true | |
door_animation_type | 文字列 | 以下のドアアニメーションの指定が可能。大文字で記述する必要がある。 STANDARD STANDARD_SLOW CONSTANT PLUG_FAST PLUG_SLOW BOUNCY_1 BOUNCY_2 MLR R179 R211 | 任意 | STANDARD | CONSTANT only 32 (max) regardless of train door width. |
model | 文字列 | BBmodelファイルのファイルパスを指定する。 | 必須(bbmodelを使用する場合) | N/A | |
model_properties | 文字列 | Model Propertiesファイル(.json)のファイルパスを指定する。 | 必須(bbmodelを使用する場合) | N/A | |
speed_sound_base_id | 文字列 | 通常の走行音のIDの指定が可能。デフォルトの列車IDか、sounds.jsonで定義されたものを指定する。 | 任意 | N/A | If not specified, the sound will be silent. |
speed_sound_count | 数列 | 上記のspeed_sound_base_idで指定したフォルダ内での加速または減速用oggファイルの数を指定する。正しく指定されない場合、ある速度以上で音が無音になる。 | Optional | The number of sounds specified by Train ID (if any) | |
door_sound_base_id | 文字列 | 通常のドア音のIDを指定する。デフォルトの列車IDか、sounds.jsonで定義されたものを指定する。 | 任意 | N/A | If not specified, the sound will be silent. |
door_close_sound_time | 数列 | ドア音のオフセットを指定する。値は0以上、1以下である必要がある。 | 任意 | 0.5 | |
bve_sound_base_id | 文字列 | BVEサウンドのIDを指定する。デフォルトの列車IDか、sounds.jsonで定義されたものを指定する。BVEサウンドの定義方法については こちら を参照。 | 任意 | N/A | If specified, conventional format sound will not be available. |
以下に例を示す。
{ "custom_trains": { "my_custom_train": { "name": "My Custom SP1900 Train", "color": "FEC5E5", "base_train_type": "sp1900", "texture_id": "mtr:custom_directory/custom_sp1900.png" } } }
鉄道標識 の新しいテクスチャやテキストを追加するには、mtr_custom_resouces.json
にcustom_trains
JSONオブジェクトを追加する必要がある。custom_trains
の下にある各JSONオブジェクトは、標識のテクスチャバリエーションを表し、固有のキーといくつかの必須項目を持たなければならない。
キー | データ型 | 説明 | 要否 |
---|---|---|---|
texture_id | 文字列 (texture ID) | テクスチャファイルの 名前空間付きID | 必須 |
flip_texture | ブーリアン型 | True を指定することで、テクスチャが水平方向に反転する。 | 任意 |
custom_text | 文字列 | 設定されている場合、画像の右側にテキストが表示される。パイプ文字\ や| が使用可能である。例:客務中心 | Customer Service Centre | 任意 |
flip_custom_text | ブーリアン型 | custom_text が設定されており、flip_custom_text がtrue の場合、画像の左側にテキストが表示される | 任意 |
small | ブーリアン型 | True を指定することで、画像が余白付きで表示される。 | 任意 |
background_color | 文字列 (HEXカラーコード) | 背景色を指定する。 | 任意。指定がない場合には、黒色となる。 |
以下に例を示す。
{ "custom_signs": { "my_custom_sign": { "texture_id": "mtr:custom_directory/custom_sign.png", "flip_texture": false, "custom_text": "你好|Hello", "flip_custom_text": false, "small": true, "background_color": "1167B1" } } }
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モデルプロパティファイルは、リソースパックエディタを使用して自動生成させる方法と、テキストエディタ等で直接編集する方法があります。
キー | データ型 | 説明 | 要否 |
---|---|---|---|
transport_mode | 文字列 | 交通機関の種類を指定する。大文字で記述する必要がある。 TRAIN AIRPLAIN CABLECAR FERRY | 必須 |
length | 数列 | 車体の長さを指定する。 | 必須 |
width | 数列 | 車体の幅を指定する。 | 必須 |
door_max | 文字列 | ドアの開閉幅を指定する。CONSTANT(固定)に指定されている場合、この設定は無視される。 | 必須 |
キー | データ型 | 説明 | 要否 |
---|---|---|---|
name | 文字列 | BBmodelの部品フォルダを指定する。空のフォルダを指定した場合、Minecraftがクラッシュする可能性がある。 | 必須 |
stage | 文字列 | 以下のモデル属性を指定する。大文字で記述する必要がある。 EXTERIOR INTERIOR LIGHTS ALWAYS_ON_LIGHTS INTERIOR_TRANSLUCENT | 必須 |
mirror | ブーリアン型 | モデルをY軸で180度反転させる。 | 任意。デフォルト値はtrue。 |
skip_rendering_if_too_far | ブーリアン型 | trueに設定した場合、2チャンク以上離れたモデルは表示されない。 | 任意。デフォルト値はtrue。 |
JSONファイルの構文エラー等のチェックは、JSON validator を使用することで、確認することが可能である。
リソースパック(zipファイル)は、クライアントまたはサーバーリソースパックとしてインストールする。サーバーリソースパックとしてインストールした場合、サーバーに参加する全プレイヤーがリソースパックを導入することで、リソースパック内の要素が表示されるようになる。
リソースパックの例 では、ファイル構成があっているかなど、自らへのリソースパックに関するチェックにぜひ活用いただきたい。